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新聞の教材化を学ぶ 第8回実践研究会一般記事バックナンバー

教材のアイデアを発表する参加者

 新聞を授業の教材として利用する研究に取り組む教員の自主組織「県NIE実践研究会」の第8回研究会が13日、大分市の大分合同新聞社であった。小中高の教員ら18人が参加し、新聞の活用法について学んだ。
 日田市三芳小学校の塩川美紀教諭が「私とNIE」と題して講話した。▽まず文字探しや新聞用語の勉強など新聞で遊ぶ▽新聞が身近に感じられるようになったら読んでみる▽新聞を読んで考える―と教材化の手順を紹介。「子どもたちには新聞を通してメディア・リテラシーを学び、世の中にアンテナをはってほしい」と話した。
 県教委大分教育事務所の大渡克教指導主事が新聞を活用した教材作りを説明。参加者は2~3人ずつに分かれて、新聞5紙を見比べながら教材となりそうな記事や広告を探した。グループごとに「記事を1コマ漫画で表現する」、「TPP、WHOなど英語の略語の意味を考える」といったアイデアを発表した。

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