NIEに関する一般記事

メディアの長所短所を比較 第6回実践研究会一般記事バックナンバー

小中高の教員ら14人が参加

 新聞を授業に活用するNIEの実践研究会が9日、大分市の大分合同新聞社であり、県内の小中高の教員ら14人が参加した。
 同社の松尾和行編集局長が「人権と報道―マスメディアは市民の敵か」と題して講演。集団的過熱取材(メディアスクラム)など報道被害の実態を説明し「常に市民の側に立つことがメディアの役割。読者、市民の目にさらされながら、あるべき姿を模索していきたい」と語った。
 豊後高田市桂陽小学校の三浦佳菜子教諭は、新聞を使った授業について「身近な記事や写真は子どもの興味を引きつける」などと実践報告。ワークショップでは新聞やインターネット、テレビ・ラジオ、書籍などそれぞれのメディアの長所と短所について、参加者が意見を交わした。
 研究会は教員らによる自主研究組織が毎月第2土曜日に開いている。

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