NIEに関する一般記事

つけたい力を明確に 第5回実践研究会一般記事バックナンバー

講演する佐藤由美子指導主事

 新聞を授業の教材に活用する研究に取り組む教員の自主組織「県NIE実践研究会」の第5回研究会が12日、大分市の大分合同新聞社であり、小中高校の教員ら16人がNIEの進め方を学んだ。
 県教委大分教育事務所の佐藤由美子指導主事が講演。「新聞は学校で学んでいることと、私たちの暮らしがつながっているのを意識させるのに有効」と説明。コラムの読み比べなど「考える子」の育成を目指して進めてきた自身の実践例を紹介しながら「思い付きや趣味でやるのではなく、(子どもたちに)つけたい力を明確にして取り組んでほしい」と呼び掛けた。
 中津市中津中学校の甲斐瑞穂教諭は、校内に新聞閲覧コーナーや「今日の気になる記事」の掲示コーナーを設けたり、生徒が記事を読んで見出しを付けるなどの活動を報告した。
 研究会は毎月第2土曜日に開催。教員が小中高の枠を超えて学び合っている。

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