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新聞、授業にどう活用  第2回実践研究会一般記事バックナンバー

教材作りを考える参加者=13日、大分合同新聞社

 新聞を教材に活用する研究に取り組む教員の自主組織「県NIE実践研究会」の第2回会合が13日、大分市の大分合同新聞社であった。新聞記事を授業に取り入れた実践報告や教材作りを考えるワークショップがあった。
 県内各地の小中学校、高校の教諭や教委の関係者20人が参加した。油野昇一大分合同新聞社NIE推進室長が新聞編集の流れを紹介。実際の記事を例にニュースの価値判断や紙面展開について説明した。
 大分市下郡小の本松健一教諭が下郡跨(こ)線橋の建設工事に関する本紙記事を用いた授業を報告。「記事をきっかけに現場にも足を運び、身近な題材で子どもたちの調べる意欲を高められた」と話した。
 参加者は大分合同新聞など5紙を読み比べ、教材への活用方法を考えた。研究会事務局代表の佐藤由美子大分教育事務所指導主事は「各紙の1面を比べるだけでも授業ができそう。学校や教科の垣根を越えて、子どもたちのために研究を深めたい」と話した。

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