コンクール

第72回県学校新聞コンクール 伝えたい、人との絆コンクールバックナンバー

 第72回県学校新聞コンクール(県NIE推進協議会、県高校文化連盟、大分合同新聞社主催)は、新聞部や生徒会などが発行する学校新聞が対象で、県内の中学5校、高校8校から計112作品の応募があった。昨年12月8日に審査会があり、中学と高校の2部で9作品が入賞した。最優秀賞に選ばれた児童生徒代表のコメントと紙面を紹介する。



●最優秀賞
大分豊府新聞 大分豊府高
 【審査評】
 ▽丁寧な取材が感じられる▽生徒の生き生きとした姿が伝わる▽校内にとどまらず社会に目を向けた取材▽いい表情の写真も多い▽記事、レイアウトともに文句なし

代表・藤浪茜さん(2年、新聞部長=顔写真)
 読者に「分かりやすくて、面白い。読んでいて楽しい」と思ってもらえる新聞を目指しています。効果的な割り付けやレイアウトはどんなものかを熟考し、作成してきました。これからは記事の内容を充実させて、より多くの人に楽しんでもらえるようにしていきたいです。


校報 暁雲 国東市安岐中
 【審査評】
 ▽生徒の様子が伝わる見出し▽レイアウトが本格的▽見やすい配置▽読みやすく作っている▽保護者や地域への情報発信ができている▽探求心を刺激するものになっている

 代表・愛宕峻介さん(3年、生徒会後期新聞部長=顔写真)
 「安岐中の生活を、知り・伝え・考え・楽しむ」をモットーに毎月発行しました。発行を通してより良い学校にしたいと新聞部全員が企画・取材・記事作成に頑張りました。来年度は創刊50周年を迎えます。安岐中の魅力をこれからも発信したいと思います。


●優秀賞

やはず 姫島村姫島中
上野丘高新聞 大分上野丘高

●入選 
児童生徒会新聞 大分市賀来小中
鶴見丘新聞 別府鶴見丘高


架け橋になると期待

生野京子・県NIE推進協議会 副会長(大分市賀来小中学校長)
 入賞されました各校の皆さま、おめでとうございます。本年度の審査を通して感じたことは「人と人との絆」です。よりよい学校にしていきたい、よりよい社会をつくっていきたい、そのためには、学校内外の人と人とをつないでいくことが大切であると考える発行者の意図がよく伝わってきました。特に本年度、高校の最優秀賞となった大分豊府新聞には生き生きとした表情の写真が多く、取材を受ける人に取材の意図や記者の思いがよく伝わっているのだと感じました。また、高校生らしく、「脱はんこ」や「中学校標準服」など社会性のあるテーマにも挑戦していました。中学校の最優秀賞の安岐中生徒会新聞では校内の活動だけでなく、地域にも目を向けたり、アンケート記事があったりと探求心が感じられる新聞となっていました。応募されたどの学校の新聞にも母校や地域への思いが詰まっていました。これからも学校新聞づくりが生徒同士、保護者や地域、社会をつなぐ架け橋となることを期待します。



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第72回県学校新聞コンクール

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