何を伝(つた)えたいか考えよう
新聞に何を書こうか?
学級新聞だと、クラス替(が)え直後だったらみんなの人柄(ひとがら)を知ることだったり、文化祭や体育祭に向けた話題。もちろん総合的(そうごうてき)な学習の時間で調べた学習成果(せいか)を発表したりと、テーマはいろいろあるでしょう。
大分合同新聞では1日2回の編集会議(へんしゅうかいぎ)を開いています。きょうはどんな記事があるのか、どういう企画(きかく)をスタートさせるのかを確認(かくにん)します。学校で新聞を作る場合、事前にどういう新聞を作りたいのか、どういう取材をすればいいのか、みんなで「編集会議」を開くといいです。
編集会議(へんしゅうかいぎ)
- つくる目的(もくてき)をはっきりさせよう
- どんな内容(ないよう)にするのか、、テーマを決めよう
- だれから話を聞くか、どこに行って取材(しゅざい)するか
- 新聞の名前(題字)を決めよう
取材(しゅざい)をしよう
記事を書こう
レイアウトをしよう
記事を書き、たくさん集まってきたらレイアウトです。どの記事を一番大きく扱(あつか)うか。いわゆるトップにもっていくかを決めます。より伝(つた)えたい記事はスペースを大きく取りましょう。見出し、写真の置(お)く場所は全体のバランスを考え、工夫(くふう)してください。読んでもらう人のことを頭に置いて紙面づくりをしましょう。
囲(かこ)み記事
面白い話や読んでほしい記事は、ケイで囲(かこ)み、目立つようにすると紙面が引き立ちます。
見出しをつけよう
本に題名があるように、記事には見出しという題名がつけます。
新聞記事を分かりやすく書くことが大切ですが、記事を分かりやすく表現したものが見出しです。この記事はどういう記事なのか、何を伝(つた)えたいのかをひと目で知らせるためのものです。見出しは8~10文字の短い言葉で分かりやすくすることが大切です。一つの紙面の見出しに同じ言葉は使わないように注意しましょう。
新聞ができあがったら、間違(まちが)いがないか、みんなでよく確認(かくにん)をしましょう。
みんなに配ろう
できあがった新聞は、より多くの人に読んでもらうと楽しいし、励(はげ)みにもなります。壁(かべ)新聞だったらたくさんの人が通る場所にはるとか、1枚(まい)ずつ印刷(いんさつ)したのであれば、思い切って地域(ちいき)の人にも配ってみるとか工夫(くふう)してみましょう。感想を聞くことができれば、次に新聞を作るときの参考(さんこう)にもなります。