大分合同新聞ができるまで

制作(せいさく)部門大分合同新聞ができるまで

整理・校閲(こうえつ)

 記者が書いた記事はコンピューターに入力されます。整理記者がパソコンを使って画面上で紙面を大組みします。記事を読み、ニュースの大きさを考えながら見出しをつけます。さらに読みやすさを考え、見出しや写真をどのように配置(はいち)するか、紙面のレイアウトをします。デザインのセンスも要求(ようきゅう)されます。

 最終関門(さいしゅうかんもん)が校閲(こうえつ)記者です。新聞に間違いが載らないように、文字や文章の誤りはないか、意味が通らない表現はないか、など入念(にゅうねん)にチェックします。

印刷(いんさつ)・発送(はっそう)

 紙面データが印刷センターに送られ、刷版(さっぱん)を作り輪転機(りんてんき)に装着します。輪転機は高さ約15メートル、重さ約430トンの巨大な機械(きかい)です。最大(さいだい)40ページ、カラーページは24ページまで印刷でき、1時間に最大16万部の新聞を作ることができます。カラー面は下から上に、クロ(黒)、シアン(青)、マゼンタ(赤)、イエロー(黄)の順番で、重ね刷りします。

 輪転機で刷り上った新聞は自動的に行き先ごとの必要(ひつよう)部数にまとめられて、あて名紙といっしょに梱包(こんぽう)されます。配送トラックの待つゲートにベルトコンベヤーで送られます。その後、トラックに積(つ)み込まれ、プレスセンター(販売店(はんばいてん))に運ばれます。

ご家庭へ

 プレスセンターに送られてきた新聞は多くの配達員の方々の手で各ご家庭へ配達されます。

 記事が新聞へと生まれ変わり、みなさんの家に配達(はいたつ)されるまで、こんなにたくさんの人たちがたずさわっているのです。

このページの先頭に戻る