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お見合いの仲介の頼み方
〜本人をよく知る信頼できる人に〜
人生の伴侶となる人を探してもらう大事なお願いですから、依頼する相手も慎重に選ばねばなりません。まず第一に、本人やその家族の身近にいて、親身になって世話をしてくれる人。本人の性格や生活環境をよく知っている人であれば、縁談によくありがちな「仲人口」による行き違いやトラブルも避けられます。第二に、社会的に信用があって交際範囲が広い人。第三に、仲介の労をいとわず、客観的に物事を判断する人がよいでしょう。自分の考えを押しつけたり、口の軽い人は避けた方がいいでしょう。よく勤務先の上役の方にお願いする場合がありますが、後で断りにくかったり気まずくなる場合がありますので、十分に人柄を見てお願いするようにしましょう。
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婚約と結納
〜形式は地方によって異なる〜
正式に結婚の約束をすることを「婚約」といいます。そして、婚約を形式的に行なうのが「結納」という儀式です。結納は日本の伝統的な儀式で、両家が婚約を祝い、印として贈り物を取り交わします。古い伝統と習わしがあり、形式は地方によって異なる場合があります。 大分の場合、結納を納める前の儀式「要うち(かなめうち)」を今も行なっているところがあり、仲人と男性の両親が女性宅に酒や魚を持参します。日田地方では久喜茶(くきちゃ)として、お茶と酒一升、鯛一尾を、中津地方では寿美酒(すみざけ)として酒一升と鯛一尾を持参します。女性側はお膳を用意して受け、男性側はお膳の代金(1人5千円ぐらい)を「膳部料」と書いて持参します。
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結納の日取りと場所
〜吉日の午前中が理想〜
一般には「大安」「先勝」「友引」などの吉日の午前中に行います。しかし最近は、仲人や本人たちの都合のよい日曜か休日を選んでいます。時間も午前中が理想的ですが、近ごろはこだわりません。遅くとも夕方までに済ませましょう。場所はもらわれる女性の自宅が一般的ですが、最近はホテル、料亭、結婚式場の一室で行う人が増えています。昔は仲人が男性宅から結納品と目録を女性宅に届け、女性宅から結納返しと受書をもらって男性宅に届け、さらに男性宅から女性宅に受書を届けるといった具合に両家を往復していました。しかし、忙しい現在では、そんな繁雑なことはしなくなりました。
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結納の仲人と頼み方
〜夫婦そろった人に〜
仲人はお見合いの仲介者と同様に、当人や両家をよく知る円満家庭のご夫婦にお願いしましょう。職場の上司や学校の恩師などがふさわしく、結婚後も親しいお付き合いが可能な信頼できる人が適任です。お見合いの仲介者は妻帯者でなくても構いませんが、仲人は夫婦そろっていなければなりません。仲介者が妻帯者でない場合は別に仲人を立てます。その際、仲介者の了解を得て披露宴には必ず招待し、仲人に準ずる丁寧な扱いをしましょう。結納の仲人には結納だけなのか、結婚式の晩酌人もお願いするのか、話し合っておきましょう。
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結納品
〜7〜9品が普通〜
納品は縁起を担いだめでたい品物で、品数は3、5、7、9と奇数になっています。7品が一般的ですが、大分では最近11品目(5〜8万円)というのが多くなっています。デパートや婚礼専門店で、セットになったものが市販されています。
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結納金
〜給料の2〜3倍〜
結納金は嫁入り支度の支度金として男性から女性に贈るもので、「御帯料」と書いたのし袋に入れて渡します。金額は、一般的には男性の給料の2〜3倍が基準です。指輪を添えた場合は、両方を合わせた額となります。
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結納返し
〜結納金の半分〜
結納金を受け取った女性側は「御袴料」といって結納金の一部を返します。その金額は「半返し」といって、いただいた結納金の半額が目安です。しかし最近はそんな面倒なことを避け、双方で話し合って初めから半額程度を贈り、「半返し」をしないところもあります。
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結納式の進め方
〜仲人と男性側が女性宅に出向く〜
まず男性宅に仲人夫妻が訪れ、本人と両親が玄関で迎え、結納の飾ってある部屋に案内します。本人と両親が仲人と向かい合って座り、仲人が「本日はお日柄もよろしく、誠におめでとうございます。ご結納をお取り次ぎさせていただきます」と挨拶します。これに対して本人か父親が「本日はお忙しいところお役目ご苦労様でございます。どうぞよろしくお願いいたします」と口上を述べます。
仲人は「拝見いたします」と一礼し、目録に目を通します。結納品を確認したら「かしこまりました。ただ今から相手様にお届けに参ります」と言って、仲人夫人が祝い台のまま結納品を受け取り、風呂敷に包みます。包み方は風呂敷の真ん中に結納品を置き、最初に手前をかぶせ、つぎに左、右と折り、最後に向こう側を手前にかぶせます。このとき結ばずに包むだけです。この間、男性宅では桜茶か昆布茶を出します。煎茶は「茶を濁す」といわれ、出してはいけません。
その後、仲人は女性宅へ向かい、女性宅から受書をもらって男性宅へ帰り、このように仲人は男性宅と女性宅を往復します。しかし最近大分では、男性側の両親と本人が、仲人と一緒に女性宅へ結納品を持って行くようになり、往復の手間を省くようになりました。
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女性宅での迎え方
本人と両親が玄関で出迎え、早速、結納を取り交わす部屋に案内します。仲人は床の間の前に結納品を並べ、それが終わったら全員が席に着きます。仲人が目録や家族書などを盆にのせて女性側に差し出し、「この度はご良縁が整い誠におめでとうございます。本日はお日柄もよろしいようで、ご結納を持参いたしました。幾久しくお納めください」と口上を述べ、男性側は一礼します。女性側は目録に目を通し(父→本人→母)、元に戻して父親が「ありがとうございます。幾久しくお受けいたします」と言います。女性宅でも桜茶か昆布茶を出しますが、煎茶は「お茶を濁す」「チャチャを入れる」といってよくありません。その後、女性宅では全員で祝い膳を囲みます。都合で会食を省く場合は、仲人に「お膳料」を包むか折詰めを渡すようにしましょう。
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他の会場を使う場合
近ごろは結納式をホテルや料亭、結婚式場の部屋を借りて、両家が出会って行なうケースが多くなっています。煩わしさがなく短時間で済むのが特長です。席次は床の間に向かって右が男性側、左が女性側と向かい合うのが一般的です。そして床の間に近い上座に男性本人、父、母の順。それに対面して女性本人、父、母が座ります。仲人夫婦は下座の両家の間に座ります。大分では仲人夫婦は上座に座り、その下に父親、本人、母親の順で座る場合があります。仲人の口上は自宅で行なうときと同じで、後の儀式も変わりません。儀式終了後は全員で会食します。
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媒酌人を依頼
〜信頼できる人を〜
挙式の際の仲人を「媒酌人」といい、夫婦そろっている人に限ります。縁談やお見合いのときの仲人がそのまま媒酌人を務めてもよいですが、別に立てても構いません。その際、前の仲人の了解を得ておきましょう。媒酌人は「座り仲人」といって、挙式だけの場合もあります。 式当日だけの媒酌人をお願いする場合は、二人の履歴書や家族書を事前に渡し、必要な情報を正確に伝えておきます。挙式や披露宴で媒酌人が挨拶するのに必要です。
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媒酌人へのお礼
〜結納金の1〜2割〜
媒酌人へのお礼は、結婚式の翌日に両家の代表が媒酌人宅に出向いてするのが正式です。最近は結婚式の直後にする場合もあります。お礼の金額は結納金の1〜2割が目安で、両家で折半して負担します。表書きは「御礼」あるいは「薄謝」と書きます。「寸志」は間違いです。
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