飛び出せ学校

宇佐市深見小4、5年生 田植え大変さを実感飛び出せ学校のバックナンバー

「膝下まで土に埋まってびっくり」 田植えの大変さを知った
宇佐支局の藤本昌平記者から取材の仕方や記事の書き方を教わった

 5月の取材では田植えを体験。土の軟らかさに驚き、大変さを実感した。コメ作りをする2人にインタビュー。水の管理や害虫対策といった苦労、おいしさの秘密、宮内庁の新(にい)嘗(なめ)祭(さい)に献納する「献上米」について質問した。

 9月には鎌を使って稲刈り。収穫されたコメを食べて地元産品の素晴らしさをあらためて確認した。

 担任の棚原一重教諭は沖縄県石垣島出身。棚原教諭の友人が勤める同県八重瀬町の東風平(こちんだ)小4年生とビデオ会議システムで交流。安心院のコメとは品種や品質が違うことを学んだ。収穫したコメを同校に送り、児童たちに味わってもらった。

 苦労したのは原稿作り。苦戦しながらパソコンで文字を打ち、記事を仕上げた。

 見出しとイラストは、安心院町の自然の美しさが伝わるよう、色使いを工夫した。

 「取材を通して、自分たちが普段、当たり前に食べているコメを作る人たちの苦労や努力が学べた」と棚原教諭。

 取材の仕方は藤本昌平記者(31)=大分合同新聞社宇佐支局=が説明。見出しの付け方やレイアウトの基本は佐藤晋記者(39)=同ニュース編集部=が指導した。



新聞作りの様子(動画)

子どもたちが作った紙面

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