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新聞活用の成果を短歌に/竹田市緑ケ丘中一般記事バックナンバー

コラム学習の感想を短歌にした緑ケ丘中の生徒

 竹田市荻町の緑ケ丘中(佐竹正敏校長、60人)の3年生19人が、後輩に新聞の記事やコラムを使った学習の大切さを伝える短歌を詠んだ。3年間学んだ成果を披露する取り組みの一環。

 同校はNIE実践校に指定されている。NIEアドバイザーの佐藤美登里教諭(61)が、2014年度から授業に新聞を活用。生徒たちは記事を読み、言葉の意味を調べたり、自分の意見をまとめたりしてきた。

 短歌は1人1句ずつ作った。「同じ紙面、考え方は多種多様。意見が広がるコラム学習」などと、新聞を読んで視野の広がりを実感したことを表現した。

 進暁矢(あがし)さん(15)は「苦手だった国語が好きになった」。佐藤柚紀(ゆき)さん(15)は「新聞記事を使った学習は受験にも役立つ。後輩にも頑張ってほしい」とエールを送った。

 作品は校内に掲示する。佐藤教諭は「1、2年生の励みになる」と話した。

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