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記事を活用しSDGs学ぶ/第96回実践研究会一般記事バックナンバー

新聞を切り貼りして名刺を作る参加者

新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第96回会合が10日、大分市の大分合同新聞社であった。16人が参加した。国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」に基づいた新聞記事の活用法を学んだ。

 大分市戸次中の小野友祐教諭(40)はSDGsの17目標と新聞を関連づける同校の取り組みを実践報告した。「聞き慣れない言葉で最初は戸惑った。活動を通じて記事を分類できるようになり、生徒たちの意見が出るようになった。深い学びにつながる」と話した。

 日本新聞協会認定のNIEアドバイザーを務める塩川美紀元教諭(61)=日田市=は、新聞紙を活用してオリジナルの名刺を作るワークショップを企画した。

 参加者は気になる記事や写真を切り抜き、名刺サイズの台紙に貼り付けた。相手と見せ合い、自らの興味関心や問題意識を伝えた。

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