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生まれた日の新聞贈る/大分市鶴崎小一般記事バックナンバー

生まれた日の紙面を持ち寄って見せ合う鶴崎小の6年生=20日、大分市

 卒業目前の6年生に生まれた日の新聞を贈り、自分と社会とのつながりを考えてもらう授業が20日、大分市の鶴崎小学校であった。

 同校の佐藤由美子校長が、51人分の新聞1面のコピーをプレゼント。自ら授業もした。佐藤校長は前任校時代の2014年度から、この授業を続けている。

 6年生が生まれた2005年度は尼崎JR脱線事故や衆院選、トリノ冬季五輪などがあった。「生まれた日から皆さんは存在し、社会に参加しました。スタートの日のことを知ってほしい」と佐藤校長。6年生は誕生日にあったことを興味深く読み、友達とも紙面を見せ合った。

 佐藤校長は「生まれた時には知らなかったお互いが、すごい偶然で出会って学校で6年過ごし卒業する。人の縁を大事にしてほしい」と呼び掛けた。

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