NIEに関する一般記事

日本文理大生が実践方法を学ぶ一般記事バックナンバー

子ども新聞「GODOジュニア」の記事について意見を交わす学生

 教育活動での先進的な新聞活用事例を学ぶ「2016県NIEセミナー」が27日、大分市の日本文理大学であった。大分県内の教育関係者ら約40人が参加し、大学での実践について理解を深めた。

 県NIE推進協議会(会長・堀泰樹大分大学教育学部教授)が主催。大学でのセミナー開催は初めて。

 日本文理大学人間力育成センターの高見大介副センター長による公開講義「おおいたつくりびとプログラム」があり、1年生約70人が大分合同新聞の子ども新聞「GODOジュニア」の記事について意見交換。学生たちは記事を手掛かりに、子どもを取り巻く社会の出来事や課題について考えた。

 高見副センター長は「地域社会には大学生が何かできると思えることがたくさんある。その手掛かりを得られるのが新聞。いろんな情報に触れて自分に何ができるかを考え、地域社会に一歩踏み出してほしい」と述べた。

 研究討議では高見副センター長と吉村充功同センター長が、大学でNIEに取り組む意義について報告。吉村センター長は「学生にはリアルな課題に向かう力をつけさせたい。そのためにNIEの新たな活用を模索したい」と話した。

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