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18歳選挙権の留意点を学ぶ/第40回実践研究会一般記事バックナンバー

18歳選挙権に関する副教材について説明する県教委高校教育課の中川高志指導主事

 新聞を教材に使う教員たちの自主組織「県NIE実践研究会」は9日、大分市の大分合同新聞本社で第40回研究会を開いた。幼稚園や小中高校などから約50人が参加し、18歳選挙権について学んだ。
 県選管の清水豊書記長補佐が「18歳選挙権導入に伴う公職選挙法の留意点」、県教委高校教育課の中川高志指導主事が「文部科学省・総務省による副教材『私たちが拓く日本の未来』について」と題して講演した。
 清水書記長補佐はインターネットを使った選挙活動や模擬選挙をする際の留意点などについて説明した。中川指導主事は、副教材の中で紹介されている実践的な教育のための工夫や、日田高校で実施した模擬選挙の様子を紹介。「各教科で習得する技能や知識を社会とつなげ、小学校から高校まで一貫して『学び方』を学ばせる必要がある。そのためにもNIEは必要」と述べた。
 研究会は毎月第2土曜日に開いており、教育関係者は自由に参加できる。次回は2月13日午後2時から。

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